先日、南モラヴィアの街、ウヘルスキー・フラヂシュテェに2泊3日で行ってきました。地元のクリスマスイベントとクリスマスマーケットに合わせて、風呂敷と日本式ラッピングのワークショップで講師を頼まれたために息子と小旅行で、プラハから列車で4時間弱の旅です。ちょうど到着の日はこの街・ウヘルスキー・フラヂシュテェでクリスマスマーケットが準備中で、ツリーの元には子供たちがチェコのサンタ的存在であるイェジーシェク(小さなイエスという意味)に思い思いにメッセージを綴れる手紙ボックスが設置されていて、バーボフカ息子も早速願いを綴っておりました。
次の日。街の広場にマーケットのテントが設置されています。ちなみに風呂敷と和風ラッピングのワークショップは講師でしたので、写真が撮れませんでしたが、年代を問わずたくさんの女性たちが集い、地元のテレビ局も取材に来てくれました。ちなみに、小さなニュース映像はこちらでご覧いただけます。
地元の民族衣装を纏いクリスマスソングを歌う女声合唱団。いつも見ても聞いても素敵ー!
冬の男性の民族衣装の装いもとても趣があって素敵です。
繊細な吹きガラスのクリスマス飾りのテントも。
「花より団子」ではありませんが、(笑)我が家のお目当てはモラヴィア名物、ブドレチュキ、またの名をスヴァテブニー・コラーチュキ(結婚式用の小さな小ラーチという意味です)。
モラヴィアで作られる一口サイズのパイで、中には主に甘酸っぱい凝乳が入っています。私たちの他にも買い求める地元民が行列を作っていました。
「何個買う??10個?15個?20個??」という家族会議の後、「お母ちゃんは知らない人みたいにあっちに行ってて!」ってバーボフカ息子。(笑)結局バーボフカ父のお土産も兼ねて、20個に決定!300コルナを握りしめて、一人でお買い物です。一人でできるとなんでも嬉しいお年頃。
(プラハまで潰れないように持って帰らなくちゃ・・・)
今年もあと数日で年が明けます。年末の忙しさの中でいつもの日常が平穏に過ぎることが、とても有り難く幸せなことと思います。
今年も皆様には大変お世話になり、心より御礼申し上げます。
皆様、どうぞ心健やかな楽しい年末年始をお過ごしくださいませ。
プラハより、バーボフカ一同。2024年12月22日