今日はプラハの街中にあるクレメンティヌムにロケハンに行ってきました。
クレメンティヌムはチェコでプラハ城についで、大きな敷地を持つ歴史的建造物。
約2ヘクタールもあるんだそうです。
元イエズス会の居住地、兼教会や大学だった複合建築。
そのひとつに鏡の間と呼ばれる教会があります。
左右の壁と天井とに鏡が設置され、永遠に広がる天上の空間を表現しています。
クレメンティヌムには中央ヨーロッパでのちに天文学を研究する施設として
重要な機能を果たした天文学の塔という建築物があります。
世界中から天文学者が集まり、その中にはかの有名なかの有名なヨハネス・ケプラーもいます。
有名なケプラーが発見した法則のうち、2つはプラハ滞在中、
この天文塔で研究中に見出されたものだそうです。
写真はそのヨハネス・ケプラー。
またこの天文塔では昔から天文観測が行われ、
19世紀の終わり、月の写真が初めて撮られたのもこの天文塔から。
プラハは錬金術や美術、科学に至るまで
本当に重厚な歴史を持つことが改めて感じられます。
こちらがその世界初の月の写真のポスター。
天文塔の上から、扉を開けると旧市街広場のティーン教会が見えます。
街の中心部、眺めのいいスポットとしては穴場。
この日は曇り空でしたが、旧市街の全貌を楽しめる素晴らしい景色が楽しめます。