昨日は4℃、今日は11℃。
少しずつ、確実に春がちらほら見え隠れしているプラハ、今日この頃。
私は風邪引きですが、窓には友人が遊びにきてくれた時に
お土産で持ってきてくれた「春」がきちんと佇んでいます。
お花や季節の彩りを大切に感じるようになったのも、年を取ったからでしょうか、
プラハに暮らし始めてからの様な気がします。
今日は私のおすすめの場所と、おすすめの展示をご紹介します。
その場所はヨゼフ・スデクのアトリエ・ギャラリー。
私の著書
『愛しのプラハへ』でもご紹介しています。
このギャラリーは、チェコの偉大な写真家のアトリエをあった場所になるべくそのままに再現されたものです。
このアトリエでは一ヶ月に一回、新古それぞれの写真家の作品の展示が行われています。
建物の中庭に佇む隠れ家的なギャラリーで、中庭の中にまた小さなお庭があったりして
訪れるたびに季節感を感じさせてくれる素敵な場所です。
Photo by Petr Horcicka
3月9日、また新しい作品のオープニングパーティがありその日も沢山の来場者が。
今回の展示は、チェコの写真家ヴィクトル・カルリークが20年にわたり撮影した
チェコを代表する詩人、31人の「手」の写真です。
手というものは表情がとても豊か。
言葉を操る詩人たちの繊細な感性が、それぞれ浮き上がって見えるようなそんな写真です。
オープニングのこの日、ギャラリーと言うよりは、ひとつの部屋と言った方がいいほどの小さな空間に
チェコのインテリたちが多く集まり楽しい夜になりました。
Photo by Petr horcicka
アトリエ・ヨゼフ・スデクのギャラリーは、月曜日以外12時から18時まで。
こちらのhands of Poetsは2016年4月8日まで開催しています。
住所 Ujezd 30, Praha 1
リンクは
こちらです。
プラハにお越しの際には是非立ち寄ってみて下さい。
Photo by Petr Horcicka