週末に4年に一度行なわれるモラヴィア・キヨフ地方の民族衣装の祭典に行ってきました。
前回も訪れましたが、4年の歳月があっという間に感じられます。
公式に開会する直前、おばあさんたちが広場で砂絵を描き出しました。
モラヴィア地方に伝わるお花やザクロの伝統的なオーナメントを、
記憶だけで描いていきます。
白い砂を手のひらから、少しずつ落として描き上げていきます。
ミニスカートがひらひら揺れて、何ともいえないキュートな姿に開会前から
気持ちが盛り上がります。
そして、始まりました!
キヨフ地方の村々がそれぞれ、地元に伝わる民族衣装を着て
広場を練り歩くパレード。
どの村の民族衣装も少しずつスタイルや刺繍などが異なり
その数の多さには驚かされます。
色の洪水のようなカラフルな民族衣装で広場が埋まります。
そして、今回も嬉しい再会がありました。
数回撮影に通っているヴァツェノヴィツェ村の女性たち。
私のことを覚えていてくれました。
撮影した写真は、いつも村にお送りしていますが
その写真は村の教会に飾ってくれているとのこと。
たいへん感激です・・・。
また、一日でも早く遠い遠いおとぎの国の村に
撮影に行きたいものです。
先日プラハ・ストリート・フェアというイベントに行ってきました。
かつてナークラドヴェー・ナードラジー(貨車保管駅)というスペースだったところを
利用して、最近色々なイベントが行われています。
今日は屋外で色々な食べ物や飲み物が屋台形式で楽しめるとあって
かなりの人でになっています。
ナークラドヴェー・ナードラジー(貨物保管駅)は貨物列車が中まで進入できるようになっていて
内部はクレーンや鉄橋の様な大きな建造物が。
巨大で錆び付いたオブジェの様なカッコいい雰囲気をかもしています・・・。
そんななかで、プラハッ子が思い思いにカフェやビールを楽しむ、
とにかく人生を楽しむ術に長けたチェコ人らしい感じがします。
私たちの応援するチェコ産(モラヴィア産ではありませんよ〜。)のワイナリーの
テントを発見。嬉しい偶然です。
このワインがまた、素晴しく美味なんです。
チェコのビールのおつまみを売るテントには、
「おっと!」かわいいエプロンをつけたかわいいチェコ人の女の子が。
「貴方と、貴方のエプロン、可愛いので写真に撮らせて。」とお願いしました!
話を聞くとエプロンはやっぱり年代もの。
なんと、ひいおばあさまから受け継がれたエプロン。
エプロンは高価なものではないけれど、
そこには大切な家族古い歴史が宿っているように感じられます。