先日撮影の仕事でチェコの地方都市リトミシュルに行きました。
リトミシュルはプラハから150kmほどにある城下町です。
あいにくの天気でしたが、久しぶりのリトミシュル。
こじんまりした美しい旧家が軒を連ねるこの城下町
にまた来れることが出来て嬉しい限り。
今回はリトミシュル市の取材と、チェコと日本が率いる形で23年間毎年開催されている音楽祭の取材で、市の所有するアパルトマンを提供して頂きました。
そのアパルトマンなんと、音楽家スメタナが生まれ育った家の中にあります。
左がリトミシュル城、右がスメタナが生まれた家。
かつてのリトミシュル・ビール醸造所です。
アパルトマンからの眺めは、目の前にリトミシュル城を配するとても贅沢なもの。
リトミシュル城は1999年にユネスコの世界遺産に登録されているルネサンス様式のお城です。
またリトミシュルには、チェコの画家のヨセフ・ヴァーハルが前面をペイントした家も残っていて一般にも公開されています。
ヴァーハルはチェコの奇才に数えられるひとりと言えると思います。
エロティシズム、悪魔趣味、妖精や妖怪が混沌とした彼独自の世界観で遊んでいる、そんなペイントが家の壁や天井一面に鮮やかな色で描かれています。