2014年6月10日(火)
また、モラヴィアの村の皆さんに撮影のお誘いを頂き、
プラハから列車で4時間、バスで30分かけてランジュホット村へ。
モラヴィアのポドゥルジー地方のなかで一番のオーナメント((家や教会の壁に描かれるモラビア特有の模様。)名人のおばあさまの家に連れて行ってもらえることになりました。
早く付く過ぎた私たちに慌てながらも、快く迎えて下さった
シュヴィルゴヴァおばあさん。
私たちのお昼ご飯にお庭でほったばかりの新ジャガを振る舞って下さるとのこと!
となりは、こちらのお宅に連れてきてくれた友人のダーシャ。
さっそく台所でジャガイモの皮むきです。
素晴しく美味なジャガイモと鳥のグリルでお腹がいっぱい。
満腹な体で民族衣装のお着替えというところ。
私の愛用している民族衣装のスカートに注目。
あなたも一緒にお召しなさい!ってなんと私も民族衣装を着せてもらえることになりました!
やるんだったら、妥協はなし!っということで、おばあさんの大切な衣装を
自らのコーディネイトで手際良く私に着せて下さいました。
「体が貧弱で困ったわねー。」っていいながら。
タンスの奥の包み紙から出てきたのは、82歳のおばあさまが15歳の時にお母様と一緒に
刺した刺繍のエプロン。
とてもとても大事な宝物。
手仕事の美しさ、長い年月を経て、大切にされているものの繊細さや存在感。
触ると感動で心が震えるような気がしました。
民族衣装のエプロンが沢山詰まったおばあさまのタンス。
和ダンスの風情とちっともかわりません。
あなたはまだ未婚だからと、未婚女性用の衣装を付けて下さるシュヴィルゴヴァおばあさま。
この衿と首にかけるレースも未婚の女性だけに許されるもの。
こちらも手で丁寧にさされた年代物のレースです。
お友達のダーシャも民族衣装に着せ替え。
ちょっとてれながらも、鏡の中の姿に私と同様とても嬉しそう。
そして、私もダーシャもシュヴィルゴヴァおばあさんも出来上がり!
おばあさんのロマンティックなお部屋、見て下さい。
写真を撮りに行ったのに、(またまた)写真を撮るよりもおばあさまとのファッションショーの方が楽しかったです。
みんなにお世話になって、みんなに愛情を頂いて
モラヴィアの人達には頭の上がらない私です。

(私の写っている写真は友だちのダーシャ:Dagmar Hermi Benešováが撮影してくれました。)
2014年6月9日(月)
また、モラヴィアの村の皆さんに撮影のお誘いを頂き、
プラハから列車で4時間、バスで30分かけてランジュホット村へ。
モラヴィアのポドゥルジー地方のなかで一番のオーナメント((家や教会の壁に描かれるモラビア特有の模様。)名人のおばあさまの家に連れて行ってもらえることになりました。
街にいく道すがら、出会う風景はもうすでにプラハとは別世界の牧歌的な風景。